石川県能登町の伝統調味料「いしる(いしり)」の生産者たちの復興への取り組み
震度6強を記録した能登町で、県内最大手のヤマサ商事は約250本の貯蔵タンクのうち50本近くが破損という大きな被害を受けました。
山崎晃一社長は震災からわずか4日後に一人で作業を開始し、後に三重県で働いていた弟の博史さんも加わって、破損したタンクから「もろみ」を取り出す作業などを続けています。
【いしる】【よしる】は、イカの内臓やイワシを1年以上塩漬けにして発酵・熟成させた魚醤で、昨年その製造技術が国の登録無形民俗文化財に、今年はGI(地理的表示)にも登録されました。
地元では「いしる鍋」などの郷土料理に欠かせない調味料として親しまれています。
飲食店では在庫不足の懸念から「いしる鍋」の提供停止も検討されるなど、地域の食文化への影響も出ています。
しかし、山崎社長は「大きくステップアップする時には、一度かがまないといけない」という先代の言葉を胸に、仕込みを再開。
能登の発酵文化を象徴する「いしる」を次世代に繋ぐため、生産者たちは今日も復興への道を歩み続けています。
ヘルシーメイトは、この能登の伝統と復興に向けた取り組みを心から応援しています!
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