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月末最終週のセール直後の月曜日(岡崎本社店・焼山店共通)
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イチオシ商品コラム

20240417ムソー食品工業・鉄火味噌、梅醤でおなじみ深見梅店を見学してきました:社長 part2


2日目は深見梅店さんの天日干し梅干しの「天日干し場」へ向かいます。

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幅10m奥行30mほどでしょうか。天井は透明のビニール張りで周囲

はこの日は閉じていますが、開閉できるつくりです。

「天日」という言葉から露天で直射日光をあてている、、、といった

イメージですがさすがに現在ではビニールの天井があります。

 

天井がないと、雨の際に濡れてしまい、雨水に濡れた梅干しはすぐにカビて

しまうので商品にならないそうです。画像の梅干しは全て梅干しペーストに

加工用のものでよくみるとつぶれているものも結構あります。

コラム用30.jpg

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梅干しを載せているケースも全て樹脂製でした。昔は竹のザルを使って

いましたが現在は衛生面から樹脂に切り替わっています。

 

その後は深見梅店さんの自社梅畑に向かいます。梅畑といってもズバリ

山そのもの。途中山肌が全てがソーラー発電で埋め尽くされているなか

なかお目に掛かれないすごい光景を目にしました。よくもまあここまで

したものだ、、、、と驚嘆です。

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コラム用26.jpg
 

さて、梅畑ですがふもとから山頂までの一面に梅が植わっており、中腹

に道が通っています。道から上はまあ坂ですが、道から下は谷、という

か、崖と表現して良いかと思います。

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梅が一定の間隔で植わっていますがその下にネットが敷かれています。

このネットのおかげで梅の収穫が劇的に楽になったそうです。

 

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傾斜地に植わっているので落下した梅の実はネットを伝って一定の所に

溜まっていき農家の方はその溜まった場所で網ですくって収穫するそうです。

 

コラム用28.jpg

 

和歌山でも梅農家の方は高齢化が進んでおり、傾斜地で梅を拾って歩く

作業は大変な作業でした。

このネット収穫を誰かがやり始めて、あっという間にスタンダードな収穫

法になったそうです。ちなみにこの地での「梅」は梅干しへの加工を前提とし

ているため、ある程度色んで木から落ちた実を収穫するもので、青梅で

の収穫はしないそうです。

成熟した梅の木1本からの収穫量は慣行栽培で約500kg、深見梅店

さんの有機栽培では3~400kgと少なくなるそうです。

肥料は定植前の幼木には、梅の実の殻や馬糞を混ぜて完熟させたものを

与えますが、定植したら肥料は与えないそうです。この辺りも収穫量の

少なさに関係するかもしれません。

 

時間があったらアドベンチャーワールドか白浜温泉でも行こうか、、、

と思っていましたが「くろしお」は1時間に1本の発車しかないのであ

きらめて直近のものに乗り、夕方には岡崎店に戻りました。